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【愛媛の建築家が解説】注文住宅のガレージ、価格の相場とは?

2019-07-09

 

 

「注文住宅でガレージを建てたいけれど、価格の相場がわからない…」
そんな方も多いのではないでしょうか。
大切な車をしっかりと保管してくれるガレージは魅力的ですよね。
一般的にガレージは後から建てることが難しいので、注文住宅を建てる時に価格の面も一緒に考えておきたいところです。
そこで今回はガレージの価格の相場について説明します!

 

□ガレージの種類

ガレージには2種類あります。

 

*独立ガレージ

建物と独立したガレージのことです。
敷地内に別の建物として設置されます。
十分に土地を確保できる場合や、後からリフォームでガレージを設置する場合はこの独立ガレージが使われることが多いです。
防犯性が高く、外部の刺激から保護できるという面からおすすめです。

 

*インナーガレージ

建物と一体化したガレージのことで、ビルトインガレージとも呼ばれます。
都心などの狭い土地では、土地を有効に活用できるため、使われることが多いです。
ガレージが建物内に設置されており、悪天候の日でも関係なく快適に車の乗り降りができます。
また駐車場としてだけでなく、建物の一部として使うことができる点も魅力の1つです。
趣味部屋としても使えますし、車をインテリアの一部として楽しむこともできます。

 

□ガレージの価格

ガレージの素材やタイプ、工事の内容によって価格は変わります。
一般的には独立ガレージで100~200万円、インナーガレージで200~300万円くらいの価格を見積もっておきましょう。
独立ガレージは既製品を設置する場合であれば、物によっては100万円弱まで抑えることができますが、1から建設する場合だと200万円近くかかることもあります。
またインナーガレージの場合は工事の規模が大きくなる分、価格は高くなるでしょう。

 

*ガレージは建築物?

ガレージは建築基準法上、建築物として扱われます。
床面積が10㎡以下の建築物は確認申請が必要となり、防火地域あるいは準防火地域で建設を行う場合は床面積にかかわらず、確認申請が必要となります。
そのほかにもクリアするべき法律や項目があるので、きちんと満たすことができるかどうかについて依頼する建築業者に確認、相談すると良いでしょう。
また、確認申請を行う際には費用がかかることも頭に入れておきましょう。

 

*ガレージは固定資産?

外気分断性、土地定着性、用途性を備えたガレージは固定資産とみなされ、維持費として固定資産税が発生します。
外気分断性とは外部から内部へ空気が入らないような仕切りがあるかどうかということです。
土地定着性とは、ガレージが基礎工事によって土地に定着しているかどうかということです。
用途性とは何らかの用途がある建物かどうかということです。
この3つを満たす場合には、固定資産税が費用としてかかるので注意しましょう。

 

□まとめ

ガレージの価格について説明しました。
まず、独立ガレージかインナーガレージかによって価格や工期などが大きく変わります。
また、使われる素材やどの程度のスペースを取るのか、どのような工事が必要かによっても価格が異なります。
予算と相談しながら自分の希望に合ったガレージを検討しましょう。

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