ZEH住宅建設での費用やローンの話を愛媛の注文住宅業者が解説
「ZEH住宅は光熱費の削減ができそうだからランニングコストの面では魅力的だな。
でも建設の費用はどのくらいかかるのだろう?高いのならローンも考えないといけないし…」
ZEH住宅も含めて建設にあたっての料金は気になるものですよね。
今回は、ZEH住宅を建てる際にどのくらいの借り入れ金額が必要なのか、そしてその借り入れをどのように返済していくのかということについてご紹介いたします。
□どのくらいの借り入れ金額が必要?
ZEH住宅にするためには、優れた断熱性を示す建材を利用したり、太陽光発電をはじめとする自力で電力を賄える仕組みを整える必要があります。
そこで従来の住宅を建てる費用に加えて、350~500万円の費用が必要になるのです。
たとえば、住宅を建設するそのものの費用が3000万円とすると、それをZEHに引き上げると3400万円程度にまでコストが膨らむと考えておきましょう。
しかしながら、ZEH住宅は現在国も関与して導入が進められていることもあり、要件を満たすために必要な追加の費用に関しては、上限を125万円までとして補助金を交付する体制を整えられています。
こちらは少なからず負担の軽減になりますので、忘れずに利用していきましょう。
借り入れ金額は、これらにかかる費用から自己資金で用意できるものを引いた値になります。
たとえば、自己資金が1500万円であったとするとローンとして借り入れる金額は差し引き2000万円程です。
□借り入れた資金はどのように返済するのが良い?
住宅建設で不足している金額を借り入れるときに、検討しておきたいことはどのように返済するかということです。
ローンの返済方法としては主に元利均等返済と元金均等返済の二種類があります。
負担を一定にして返済したい場合は前者を、徐々に負担を軽減したい場合は後者を選びましょう。
また、ローンを選ぶ際には繰り上げ返済ができるかを確かめておくのもおすすめです。
ZEH住宅で暮らす中で、想像よりも光熱費がかからないために資金面で余裕ができる、あるいは別に臨時の収入が得られるということもあるかもしれません。
そういった場合にローンの返済を前倒しにすることで、利息分の支払いが減少することになります。
より早く完済できるので生活における負担が軽減されるでしょう。
□最後に
今回は、ZEH住宅を建設するときにどれくらいの借り入れ金額が必要なのか、そしてどういった返済計画がおすすめなのかということをご紹介いたしました。
必要な金額を把握し、返済計画もしっかりと立てて安心した生活ができる状態にしてから、住宅の建設を進めていきましょう。