長期優良住宅の注文住宅は補助金がもらえる?|西条市の業者が解説
マイホームの購入は人生の中でも一大イベントですよね。
マイホームを建てるためには、たくさんのお金が必要です。
しかし、長期優良住宅のように条件を満たした住宅を建てる場合は、補助金をもらえる制度もあります。
今回は、長期優良住宅ともらえる補助金についてご紹介します。
□長期優良住宅
*長期優良住宅とは?
長期優良住宅は、長く良好な状態を維持できる住宅です。
長期優良住宅として認められるには、9つの条件を満たす必要があります。
例えば耐震性や劣化対策、メンテナンスのしやすさ、生活に適した床面積や省エネ性能などが条件に含まれています。
住宅がある地域に調和していることや、住宅の維持保全計画が定められていることも必要です。
*長期優良住宅のメリット
長期優良住宅にはさまざまなメリットがあります。
まず、定期的にメンテナンスを行うので、住宅の劣化を防いで住宅をいい状態で使い続けることができます。
そのため、建築から時間がたっても資産価値を維持することが期待できます。
また、断熱性や省エネ性能を備えているので、毎月の光熱費が安く抑えられるかもしれません。
さらに、長期優良住宅として認定されれば、住宅を建てるときに補助金を受け取ることができるのです。
□長期優良住宅の補助金
*地域型住宅グリーン化事業
長期優良住宅を建てた場合に補助金を支給する事業に「地域型住宅グリーン化事業」というものがあります。
この事業によって補助金を受け取るためには、まず木造の新築住宅であることが必要です。
さらに長期優良住宅やZEH、低炭素住宅などの条件を1つ満たさなくてはいけません。
□新築時に受け取れる補助金
注文住宅で長期優良住宅を建てようと考えている方は、次のような補助金制度も知っておくと役に立つかもしれません。
*住まい給付金
住まい給付金は、新築したときに支給される補助金です。
住宅を建てた人の中で、年収が一定より低い人のための補助金制度です。
消費税率引き上げによる負担を減らすことが目的であり、給付される金額はそのときの消費税率によります。
次の3つの条件を満たしていれば、この補助金を受け取ることができます。
・自分が住むための住宅であり、床面積が50平方メートル以上あること。
・住宅瑕疵担保保険への加入などによって品質が確認できること。
・年収が510万以下であること。
*ゼロエネ住宅補助金
長期優良住宅の条件だけでなくZEH住宅の条件も満たすことができれば、この補助金を受け取ることもできます。
その金額は70万円ほどとされています。
蓄電システムもあると、さらに補助金を受け取れます。
以上、長期優良住宅と受け取れる補助金についてご紹介しました。
これらの長期優良住宅のための補助金を受け取るためには、お金を払って認定を申請しなくてはなりません。
しかし、補助金のほかにも住宅ローンの控除も期待できるので、基準を満たす住宅を建てる際はぜひ申請することをおすすめします。