西条市で注文住宅を検討中の方へ｜ZEH住宅の高い断熱性とメリットとは

2018-12-16

エネルギー収支がゼロ以下になる住宅「ZEH住宅」をご存知でしょうか。
高い断熱性や太陽光発電などが、使うエネルギーを自宅で生み出す仕組みを実現しています。
この記事は、ZEH住宅に重要な断熱性についてご説明します。

□ZEH住宅

ZEH住宅を建てるために満たすべき条件の1つが、断熱性能と気密性能が基準を上回ることです。
しかし、断熱性能と気密性能はどうやって比べるのか知らない人もいるかもしれません。
実は、この2つの性能は「強化外皮基準」ではかることができるのです。

屋内の熱は外壁などを伝わって外へ逃げてしまいます。
強化外皮基準とは、熱が逃げ出す場所の面積で室内から逃げる熱量を割った値です。
つまり、どれくらい熱が逃げやすいかを表す指標です。
地域により、ZEH住宅で満たすべき値は異なります。

ZEH住宅の強化外皮基準を満たすには、断熱性能を上げるためにさまざまな工夫が大切です。
特に、断熱性に大きく影響を与えるのが断熱材です。
断熱性能を高めるためには、断熱材を業者の方とよく相談して決めることをおすすめします。
ここでは、ZEH住宅に適した断熱材を2つご紹介します。

セルロースファイバーは、パルプや古い新聞紙を砕いて作った断熱材です。
ホウ酸などの成分が含まれているので、断熱性が高いのはもちろん、虫や火にも強いという特徴があります。
また、結露しにくいので、防湿施工も必要ありません。

フェノールフォームもZEH住宅に適した断熱材の1つです。
高い断熱性能をもっている上に、素材が変化しにくいので長期間つかうことができます。
中には高性能フェノールフォームという、最高ランクの断熱材もあります。

ZEH住宅の高い断熱性は、住む人に様々なメリットを与えてくれます。

断熱性の高いと外の気温に影響されにくいので、空調が効きやすくなります。
そのため、節約せずに光熱費を安くなる可能性があります。
ZEH住宅は、断熱性の他にもエネルギーを生むこともできるので、さらに光熱費がおさえられます。

断熱性や気密性が高い住宅は、住宅内の温度差が小さくなります。
そのため、冬場の温度差によっておこるヒートショックなどの健康被害を防ぐことも期待できます。

今回は、ZEH住宅に必要な断熱性能とそのための工夫やメリットをご紹介しました。
ZEH住宅の高い断熱性は財布や身体だけでなく、環境にも優しいことが良い所です。
断熱性の高いZEH住宅を建てるために、まず業者の方と断熱材について話し合ってみてはいかがですか。