失敗しないために!新築住宅を建てる際の資金計画
新築で家を建てようと思ったときに、一番気になるのは予算のことですよね。
家を建てることは人生の一大イベントと言われるように、多くの人にとって人生の中で最大の買い物です。
家の購入にかかる費用は非常に高額となるため、資金計画を立てるのはなかなか難しいです。
当初考えていた予算よりも大幅にオーバーしてしまい家計が苦しいという失敗談もよく聞きます。
こういった失敗をしないように、今回は新築住宅を建てる際の資金計画についてご紹介します。
・全体にかける予算を決める!
当たり前のことですが、新築住宅を建てるにあたっていくらまでお金をかけることができるのかを決めなければなりません。
この金額を設定せずに曖昧で適当な資金計画で建設を進めていくと、失敗の可能性もかなり上がります。
理想のマイホームを作るためには、最初に全体にかける予算をしっかりと決めましょう。
・お金がかかるポイントをしっかりと把握する!
先ほど決めた、新築住宅を建てる際にかかる金額のことを総費用と言います。
総費用は、本体工事費用と別途工事費用、諸費用と分類することができます。
中でも、本体工事費用が最も大きな割合を占め、一般的には総費用の80%が本体工事費用になると言われています。
本体工事費用は新築住宅を建てるうえでの軸となる部分ですので、やはりそれなりの高額となってしまいます。
次に大きな割合を占めるのが別途工事費用です。別途工事費用は、建物以外に発生する工事費用のことです。
多くの場合、水道やガスの施設工事や駐車場を作る時に必要となる外構工事などが含まれます。
一般的には総費用の10~20%が別途工事費用になると言われています。
しかし、別途工事費用は家を建てる土地の条件によって大幅に金額が変わってきます。
家を建てるときに購入した土地が安かった場合などには、別途工事費用が非常に高額になる可能性があります。
土地が軟弱地盤だった時には、補強工事に多額のお金がかかり、予想外に高くつくかもしれません。
土地が安いからと言って不安になる必要はありませんが、資金計画を練る為、予め地盤調査をしっかりと行うようにしましょう。
次は、諸費用についてです。一般的には総費用の5%と言われています。
諸費用は保険料やローンの手続き料などの現金で払わなければいけないものです。
今回は、新築住宅を建てる際の資金計画についてご紹介しました。
これらはあくまでも考えることの一部であり、ほかにも考えることはたくさんあります。
住宅の購入後に困ったことにならないように、あらかじめしっかりとした資金計画を立てましょう。