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住宅を購入する時に発生する手付金ってなに?相場と支払いのタイミング

2018-02-19

こんにちは、株式会社藤田組です。
皆さんは住宅を買う時、手付け金というものが必要なのはご存知でしょうか?
よっぽどのお金持ちの方以外は住宅を買う機会というのは、一回か二回ほどしかないと思います。

ですので、住宅やマンションを買う時に必要なものを全部把握している方は少ないです。
そこで今回は手付金に焦点をあて、手付金の相場や支払いについて、詳しくご説明していきます。

・手付金とは?

不動産の売買契約を結ぶ際に支払うのお金のことで販売価格の5~10%であることがほとんどです。

これは契約の証として売主に一度代金を預けておくお金であるため、万一の解約の際には返還されません。

手付金とは、不動産の売買契約をお互いにキャンセルさせないためのお金であり、決済時に「頭金」としてそのまま売主様に支払われます。

・手付金の相場

一般的な手付金の金額は物件価格の5%〜10%と言われています。

中古住宅の売買の際は、基本的に相場は5%です。大手不動産会社が仲介役をしていると、5%以下では契約できません。

手付金が少ないとキャンセルの可能性が高まるからです。

売買契約がキャンセルになると、不動産会社に支払う仲介手数料を一部、支払わなくて済みます。

不動産会社は、売買契約がキャンセルになったことで会社の売上が落ちるので、手付金をなるべく多く買主に支払ってほしいのが本音です。

・手付金との支払いは原則当日

手付金は原則、契約の当日に支払わなければなりません。

手付金の支払い時期は売買契約と同時が原則です。

実際は、同時とすることが難しいこともあります。

たとえば、新築マンションの販売であれば、新築マンションは戸数が多いこともあり、売買契約日に多くの買主が販売センターに来場して同日に売買契約を実施することがあります。

その際、全ての買主が手付金を現金で持参すればあまりに大きな金額となってしまい、非常に危険です。

そこで、売買契約日よりも前に買主が売主指定の口座へ手付金を振り込んでおくという対処方法がとられることが多いです。

この対処方はよく行われます。しかし、買い主にもリスクがあります。

もし売主が倒産してしまうと、支払った手付金の返金が難しくなります。

そのような状況をできるだけ避けるため前もって手付金を振り込むとしても、できる限り契約日に近い日に振込処理するよう注意しましょう。

今回は手付金についてご紹介させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。

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