ふと・・・ 思った!マスクの行方????すごい量だよな~!!再利用や再活用を願う!!
家つくりに関係ない事ですが・・・
いま世界中で マスクが必要になっていますが すごい量ですよね
使用済のマスクもすごい量ですよね
これって 廃棄処理大丈夫? 心配! 再感染や処理の仕方が
それが いろんなものにリサイクルする試みが 世界では始まっているようです
くわしくは記事を見ただけですのでわかりませんが
コンクリートや建設建材・資材に再利用されているそうです うん!!いいことだ!!
けど 回収BOXは町のポイ捨て禁止策で 再利用はまだまだ みたいです!
こんなネット記事見ました👀
マスクは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する上で効果を発揮する一方で、プラスチック汚染という問題を悪化させています。
米国科学会によると、世界では毎月、約1290億枚の使い捨てマスクが、ゴミ箱に捨てられ、埋め立てや焼却などの方法で廃棄処理され、街や川、海にポイ捨てされています(2021年5月現在)。
回収にも処理にもコストがかかり、収益を生む再利用がなかなか見出せない中、新たな研究が進んでいます。
オーストラリアの研究者たちは、新型コロナウイルス感染予防のための使い捨てマスクを道路の舗装材に変えようと取り組んでいます。米国ではマスクがベンチにリサイクルされ、フランスでは車のフロアマットとして生まれ変わっています。
マスクは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する上で効果を発揮する一方で、プラスチック汚染という新たな問題を悪化させています。
米国化学会によると、世界中で毎月、約1290億枚もの使い捨てマスクが使用されています。(2021年5月現在)
ポリプロピレン樹脂、ゴム、金属で作られたマスクは、使用後はゴミ箱に捨てられ、埋め立てや焼却などの方法で廃棄処理され、街中や川、海にポイ捨てされ、野生動物(が誤飲するなど)に害を及ぼしています。
研究者や企業は、廃棄マスクを有効活用する方法を模索していますが、現時点では、収益が見込める事業はありません。
廃棄マスクをガーデンチェアへ
イギリスでは、数軒の病院がThermal Compaction Group社製の圧縮機を購入し、防護服や手術用マスクを溶かし、青い板材にしています。
この板材は、ガーデンチェアやテーブルなどに再利用されています。
フランスでは、リサイクル会社のTri-o et Greenwishesが、パリの病院、テレビネットワークのTF1、大手建材メーカーのSaint-Gobainなど、約30社の顧客向けに専用ボックスを設置し、使用済みマスクを回収しています。
マスクのリサイクルについては「多くの顧客から要望が上がった」と、社長のマシュー・ド・シャナレイ氏は話します。
この会社は、ゴミの回収に月250ユーロ(300ドル/約3万3000円)以上の料金を徴収しています。
同社のリサイクル工場では、防護服を着たスタッフがアクリル板の後ろに立ち、誤ってマスク用のゴミ箱に捨てられたペーパーティッシュや手袋、コップなどを分別しています。作業後、作業者は全身を消毒されます。分別エリアは紫外線ランプで殺菌されており、マスクは、1週間隔離されて処理されます。
分別・殺菌後、フランス北部にある二つの企業が、マスクをシュレッダーにかけ、さらに消毒・殺菌した上で、ポリプロピレンを抽出します。ポリプロピレンは、フロアカーペットや車のプラスチック部品の材料となるビーズに生まれ変わります。
Tri-o et Greenwishesでは、これまでに約1トンのマスクをリサイクルしており、2021年内には20トン処理することを目標としています。
しかし課題は大きく、フランス国内では2020年、約4万トンのマスクがリサイクルされずに廃棄されたと2021年1月のフランス議会で報告されています。
廃棄マスクの再利用は収益化するのが難しい状況が続いています。
米国ニュージャージー州のTerraCycle社では、使い捨てマスク用の「ゼロウェイストボックス」を88ドル(約1万円)で販売しています。
このボックスで回収されたマスクは提携施設に送られ、プラスチック素材にリサイクルされ、ベンチや床材、輸送用パレットなどの製品を作るメーカーに販売されます。
TerraCycleの最高経営責任者、トム・スザキー氏は、個人用マスクのリサイクルはアルミニウムのリサイクルよりもコストがかかると言います。
「例えば、使用済みのオムツのリサイクルが世界的に進んでいないのはなぜだと思いますか?回収にも処理にもコストがかかる一方で、収益を出せないからです。そのため誰もやろうとしないのです」と、スザキ-氏は説明します。
「私たちのビジネスは『コストを負担してくれる人がいれば、サービスを提供する』というスタンスなんです」と、彼は続けます。
オーストラリアでは、ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の研究者が、マスクが街中に散乱している光景を目の当たりにして、別の解決策を模索しています。
マスクを消毒して破砕した後、加工した建築廃材と混ぜ合わせ、柔軟で頑丈な道路用建材に活用する提案をしており、同大学研究者たちはマスクをコンクリート素材へ転用する研究を進めています。この研究では、1キロの道路を作るのに、300万枚のマスクが必要となる試算です。
RMITのポスドク研究員、モハマド・サベリアン氏は「マスクの引張強度は非常に優れており、コンクリートの引張強度を強化することができます」と、解説します。
「廃棄マスクを材料として使用するパートナー企業を探しながら、道路を試作しています」と、同氏は語ります。
2021年初めに研究成果を発表してから、興味を示す企業から声がかかっており、チームは現在、さらに研究を進めるための資金を調達中です。この資金調達に1年から2年かかるのでは、と言うことです。