「長期優良住宅は色々と魅力があるから検討したいな。補助金はもらえるのだろうか？」
長期優良住宅として認められるにはいくつもの条件を満たす必要があります。
一方で、得られるメリットも多く、補助金がもらえることもそのうちの一つです。
そこで今回は、長期優良住宅の条件を満たすことによって受け取ることのできる補助金についてご紹介いたします。

 

□長期優良住宅に関連した補助金の種類

＊地域型住宅グリーン化事業

エネルギー性能に優れている木造住宅というのが対象となっています。
140万円まで支給されますので、長期優良住宅の条件を満たしつつ、建材として木を取り入れてみるのも良いかもしれません。

 

＊ゼロエネ住宅補助金

ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業にまつわる制度です。
ゼロエネ住宅というのは、建物における見かけのエネルギーがゼロになっている住宅のことを指します。
具体的には、効率の良い設備を導入し気密性を上げて熱の流出を避けることでエネルギーの収支を合わせているのです。
補助金としては、新築とリフォームのどちらであっても最大で70万円が支給されます。
長期優良住宅が当てはまるとは限りませんが、補助額としては大きいですよね。
また、生活を送る中での光熱費を削減できるというメリットもありますので、検討されると良いかもしれません。

 

＊すまい給付金

こちらは消費税が引き上げられたことによって設けられており、負担が改善することを目的としています。
10％への引き上げ後については、年収775万円以下の方が対象になるため、条件を満たす方が増えるでしょう。
床面積が50平方メートル以上の建物を新築し、住居として使うのであれば条件を満たしています。
確認書類を用意して申請を忘れないようにしましょう。

 

＊長期優良住宅化リフォーム推進事業

既存の中古住宅を長期優良住宅の基準を満たした状態にリフォームすることによっても補助金が受け取れます。
今の住宅を修繕することを候補の一つとされているようであれば、こちらの制度は是非とも利用されることがおすすめです。

 

□最後に

今回は、長期優良住宅でもらえる補助金についてご紹介いたしました。
補助金の制度は恒久的なものというのはあまりなく、短期間で対象が限定的なものが多いです。
どのようなものが受けられるのかということは自治体などにしっかりと確かめておくことが大切でしょう。
様々な補助金や優遇制度がありますのでうまく活用して新築の負担を軽減していきましょう。