家を買うのに必要な費用は?おおよその目安を紹介します
家は、人生の中で1番と言っても良いほど高い買い物です。
とはいえ、世の中には一生賃貸でいる人もいる中で、家を買う人だってたくさんいるのです。
闇雲に怖がるのではなく、おおよその費用の目安を知っておいて、いつかは夢のマイホームが手に入れられるように頑張ってみてはいかがでしょうか。
ついつい単純に物件価格だけで考えてしまいがちですが、実際にはそれ以外にも税金・手数料など購入手続きに関係する諸費用、更には購入後にも税金や修繕積立金・管理費など固定費が毎月出て行くのでそちらも把握しておいて下さい。
持っているすべてのお金を頭金としてつぎ込んでしまっていては、確かに住宅ローンの金額はその分減りますが、維持費を維持することが難しくなります。
毎月必ずかかるのはマンションであって戸建ては関係ないとはいえ、老朽化していきさまざまな部分に金額が必要となってくるので自分達で計画的に貯めておかねばならないのは同じです。
高い買い物となると消費税だって馬鹿にはできません。
新築マンション・戸建ての場合、消費税は建物部分にかかります。
販売価格として表示されているのは税込値段と思っておいて下さい。
一方で、土地や個人売主の中古住宅の場合には売買に消費税はかかりません。
頭金は物件価格の少なくとも1割から2割程度は貯めておいた方がよいでしょう。
頭金ゼロで手に入るといううたい文句で売り出している物件もありますが、将来的に苦しくなるのでしっかりシュミレーションしてみてください。
すなわち、購入後に毎月定期的に支払うお金や子供の教育費などを引いた上で頭金として出せる額を考え、そこから物件価格が決まってくるわけです。
人それぞれ住む人の構成や年齢・毎月稼いでいるお金など異なる以上はおすすめの費用というのは違ってきます。
他の人を見るよりも自分達で足元をしっかり固めた上で計画を立てましょう。
必要となる諸費用は、新築マンションの場合は物件価格の3パーセントから5パーセント、中古のマンションや戸建てだと6パーセントから13パーセント程度は必要です。
更には引越しや家具の購入に関わる金額が必要となるのです。
購入後の修繕費としては、10年から15年程度の周期で数百万用意できるように考えておいてください。
営業マンはおいしい情報だけを流しますから、それに釣られて頭金もないのに買ってしまう人も、その反面で自分には分不相応の買い物だからと遠慮している人もいます。
でも、あなたの家のケースを考えながらきちんと計画を立てるのであれば、決して高すぎる買い物ではないのです。