家を建てるときに行いたい、資金計画の流れ
マイホームは人生で1度きりの買い物でとても高額です。
洋服などのように買い直しができる品物ではないので、マイホームを建てる際は本当に必要なスペースなのか必要な部屋なのかということを十分に検討する必要があります。
しかし、どうしてもマイホームに抱く夢が先行してしまい、大切な資金計画を忘れてしまいがちです。
マイホームは今後数十年ローンを払い続けていかなければならないために支払い計画は最も重要になります。
マイホームの資金計画の流れとしてのポイントは3つあります。
1つ目は銀行で組むローンの金利を安く抑えることです。
2つ目は用意する頭金をなるべく多く支払うことです。これにより、ローンを組む金額が減るために金利も安くなります。
3つ目は一生を共にするパートナーができた時には、なるべく早い時点で家を建てることです。
賃貸タイプのマンションなども月々の家賃があることから、将来的に家を建てるのであればそのお金はもったいないので、マイホームの資金にするべきです。
マイホームはほとんどの人がローンを組みますが、ローンのタイプには様々なプランがあります。
金利変動型や10年固定、固定金利など様々です。
将来的にどのプランが最も金利を安く抑えられるかということは将来の経済次第ですが、リスクを避けたいのであれば固定金利にするべきです。
反対にリスクがあっても安く抑えたいのであれば金利変動型にするべきです。
ローンのタイプも重要ですが、それ以外に少しでも家に払う金額を下げたければ、頭金を多く支払うことで後々の返済が楽になります。
ローンを組む時は不足分のお金に対して金額を申請するので、この額が大きければ大きいほどかかってくる金利も多くなります。
また、返済額も増えることから毎月の負担が増えたり、支払う年月も長くなってしまいます。
もし、自分たちで頭金を用意できない場合は、親に借りることができれば借りて頭金に充てるべきです。
頭金で少しでも多く支払うことはそれくらい重要になります。
結婚をして子どもができた場合は、少しでも早い段階でマイホームを建てることで、毎月支払い続けている賃貸マンションの家賃を節約することができます。
マイホームは高額なために、現実的なことを考えて購入をためらいがちですが、より早い方がローンの支払いも早く済みます。
仮に30歳でマイホームを建てた場合は、30年ローンは定年退職を迎える60歳ですが、40歳に建てた場合は30年ローンだと70歳まで支払う必要が生じてきます。
退職金で繰り上げ返済もできますが、退職して年金生活で支払うのは大きな負担になります。