1中古住宅を買う時にどれだけのお金がかかるの?|契約から引き渡しまで
中古住宅を購入しようとお考えのあなた!中古マンションや一戸建てを買う時にいつまでにどれくらい用意すればいいのかご存じでしょうか?
資金計画は家の購入の中で最も大切なところです。
お金に関してあまり知らないと自分が目星を付けていた物件からワンランク下げなければいけないかもしれません。
そうならない為にも正しい知識を身につけて現金の準備を早めにしておきましょう。
今回は支払いのタイミングと金額の目安についてお話させていただきます。
0.基礎
まず購入物件が決まったらすぐに数百万円単位のお金が必要になってくるので、持ち合わせが無い場合は持ち株の売却や定期預金の解約をしておきましょう。
中古の場合、引き渡し時期は売り主と話し合って決めます。
引き渡しまでの時期が3カ月以内の場合は費用を用意できるか確認してから契約しましょう。
1.契約時
「手付金」として価格の1割程度を支払います。
目安は1割ですが、実際は話し合いで決められるので自分が用意できるお金を仲介会社に伝えておくようにしましょう。
引き渡しまでにこちらの都合でキャンセルする場合は手付金は帰ってきません。
逆に向こうの都合でキャンセルの場合は手付金の2倍の金額が支払われます。
特に問題がない場合は売り買い代金に充てられます。
■諸費用(70万円)
契約書を作成するために印紙税がかかります。
印紙税は1000万~5000万までの借り入れで2万円かかります。
さらに仲介業者の手数料として「物件価格の3% + 6万円 + 消費税がかかります」
これが100万円少しかかり、この段階では半額の50万円を支払います。
売主の不動産会社から直接買う場合は仲介手数料はかかりません。
2.引き渡し
売上代金(家の価格)から手付金を引いた残金を支払います。
指定された売主の口座に振り込むのが一般的です。
住宅ローンを借りて支払う場合は金融機関から直接振り込んで貰う事もできます。
金融機関には期日までに振り込んでもらえるか必ず確認するようにしましょう。
■諸費用(85万円)
土地や建物の持ち主の書き換えが必要なのでその際に諸費用が発生します。
・登録免許税(10万円)
・司法書士への報酬(10万円)
・固定資産税などの精算金(約10万円)
・仲介業者の手数料の残り(50万円)
だいたい85万円見込んでおくと安心ですね
■まとめ
今回は契約から引き渡しまで手続きの前半についてお話させていただきました。
次回はそれ以降のお話をさせていただくので是非参考にしてくださいね。