住宅を購入予定の方必見!知らなきゃ損する住宅ローン控除講座その7
こんにちは!
前回は、住宅ローン控除をお得に利用する方法として、「優遇低金利×住宅ローン控除」の組み合わせをご紹介させていただきました。最初の10年間に関しては、住宅ローンの金利を控除される率が上回ることをご理解いただけたでしょうか。
さて今回も引き続き、住宅ローン控除がお得に利用できるシチュエーションをご紹介させていただきたいと思います。これまでに話した内容を最大限に活かすためにも、ぜひお見逃しなくご覧ください!
■住宅ローン控除が一番お得になる状況とは?
では、こうした住宅ローン控除を一番お得に使える状況というのは、どういったものなのでしょうか?
それは「共働きの夫婦」でローンを借りることで発生します。より具体的に言えば、「共働きの夫婦で、2人で住宅ローンを借りる、もしくは、連帯債務で借りる場合」に、住民税や所得税から惹かれる控除額を最大限にすることが出来ます。
ではなぜ、このような場合に控除額が大きくなるわけを説明いたします。
それはずばり単純に、「控除を受けれる人が一人から二人になるから」です。同じ額の住宅ローンでも、どちらか一人がローンを負担した場合は、その住民税と所得税一人分の控除を受けることになりますが、2人で分担すれば、2人分の住民税と所得税から控除を受けることが出来ます。次で具体的な額を見ていきましょう。
■どれくらいお得??
今回は、年収450万円の旦那様と、年収200万円の奥様で3000万円の住宅ローンを4:1で負担したとします。これを以前の記事で述べたような計算方法で計算しますと、旦那様は10年間で214万円ほどの控除、奥様は54万円ほどを受けることが出来ますね。
しかし、旦那様一人で住宅ローンをご負担された場合、住民税・所得税ともに一人あたりの控除上限額が設定されてるため、10年間で230万円ほどの控除しか受け取ることが出来ません。こうして見てみると、差は歴然ですね!
この際、奥様が妊娠などをして、育休などを取られると、住民税や所得税が変わってくるのでご注意ください。しかし、やはりご夫婦で働いている家族の方は、分担して控除を受けた方がお得なケースが多いようです。
いかがでしたか。こうしたシチュエーションにあるご家族の方は、ぜひ分担して住宅ローンを組むことを検討してみて下さい。きっと、10年間でかなりの節税をすることが出来ますよ!
また、タテリノではこのような住宅ローン控除などを活用した資金計画から、住宅の悩みまで、親身になってお客様を全力でサポートいたします。
ぜひ、一度お話を聞きにいらっしゃってください!