住宅を購入予定の方必見!知らなきゃ損する住宅ローン控除講座その5
こんにちは!
前回は、住宅ローン控除の金額を計算する初めのステップとして、「住宅ローンの残高」を計算する方法をお教えさせていただきました。ウェブ上のシミュレーションサイトを使った残高の計算方法をご理解いただけたでしょうか。
さて今回は、住宅ローン控除計算の次のステップをお話ししたいと思います。この計算方法をマスターすることで、お得な控除の受け方や資金計画をスムーズに行うことが出来ます。ぜひ、お見逃しなくご覧ください!
■住宅ローンの残高を計算した後は?
前回のステップで、住宅ローンの残高が1年ごとに出てきたと思います。では、その次はどのような手順で計算を進めればよいのでしょうか?
1. 控除率をかける
まず初めに、1年ごとの住宅ローン残高に控除率をかけていってください。
みなさんは、初回の方の記事でお話しした控除率を覚えていらっしゃいますか?“1%”ですよ。これを、住宅ローンを払い始める年から数えて10年間分の残高にそれぞれかけていきます。これで出てきた金額が実際に控除額となるわけではありませんよ。詳しくは次のステップを見ていきましょう。
2. 住宅ローン控除対象額から所得税を引く
住宅ローン控除というのは、所得税を差し引いた額になります。この所得税は毎年変わることも考えられますが、10年後などに関しては、だいたいの予想で構わないので算出して、その年の控除額から引いた方がより正確に算出できます。
3. 続けて、控除対象額から住民税を引く
住宅ローン残高の額次第では、控除額がなくなってしまうこともありますが、それでも余っている場合は住民税を引いてみましょう。
この際注意したいのは、住民税は最大136,500円しか差し引くことが出来ないということです。つまり、所得税を引いた後の住宅ローン控除額がこの136,500円より多かった場合少し損をしてしまうということですね。
こうした控除額の工夫やお得な使い方に関しましては、次回以降お話しさせていただくので、そちらも併せてご一読ください。
いかがでしたか。前回の記事での、住宅ローン残高の計算方法と合わせて、住宅ローン控除によってどの程度の控除が受けられるかを知るための計算方法がご理解いただけたでしょうか。ぜひ、こうした方法を活用して控除額の把握を行って下さいね!
また、タテリノではこのような住宅ローン控除などを活用した資金計画から、住宅の悩みまで、親身になってお客様を全力でサポートいたします。
ぜひ、一度お話を聞きにいらっしゃってください!